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兵庫県の特産品には何がある?
2018/08/09
兵庫県の特産品は何?と聞かれて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
兵庫県は酪農・畜産や漁業が比較的盛んに行われているので、例えば松葉ガニや神戸ビーフ、明石ダイなどを思い浮かべる方も多いかと思います。
ただし、農業も負けていません。
兵庫県で一番作られている農作物はお米です。
当農園でも中心に扱っている農作物です。
更に、多可町菜の花エコプロジェクトのコンセプトでもある「地元の食品の素晴らしさを伝える」という点で、循環型農業のサイクルを生み、先の酪農・畜産の分野とも繋がりを持ち、地域を上げて生産しています。
もちろん、全国を見ればお米の生産にたゆまぬ努力を注いでいる農家さんは沢山あるかと思いますが、当農園もそれらに負けず劣らず精一杯生産させていただいています。
「千のしずく米」ってどんなお米?
「千のしずく米」とは、兵庫県の認定である「ひょうご安心ブランド」を受け、特産品の主力として生産しているお米です。お米の品種としては「コシヒカリ」になります。
播磨地域にある「千ヶ峰」という山のふもとを流れる杉原川の伏流水で育てています。
千ヶ峰の水は名水として有名で、ミネラルウォーターとして販売もされています。
水としての硬度が低い軟水で非常に飲みやすい水です。
ミネラルバランスが良く、飲料水として申し分ない成分の水なのです。
そんな水を使って生産されたお米が美味しくないはずがありません。
栽培期間中に農薬を使わず、鶏ふんなどの有機肥料を使用することで、安全性の高いお米としています。
更に、販売の際には真空パックの状態での販売方法を採用しています。
真空パックだと何が良いのか?ということですが、真空であることによって長期保存が出来るようになります。
通常、お米はまとめて買った際などは、10~30kg単位での購入となり、開封後は消費しきるまで空気にさらされることになります。
お米は厳密に賞味期限を決めることが難しく、スーパーなどで売られているお米には賞味期限が書いていないことが多いです。
基本的には冷暗所で保存していれば比較的長期間美味しく食べられますが、温度や湿度変化のことを考えると、季節にもよりますが3ヶ月以上経っているとお米の質はかなり下がっていることでしょう。
しかし、真空パックであればこれらの問題は解消されます。
300g単位(2合分)での販売になるので、食べたい時に開封して美味しくお召し上がりいただけます。
冷蔵庫で保存して頂ければ、かなり長期間保存できるので、保存食としても重宝します。
兵庫県の今後の特産品の主力としての「お米」
「兵庫県=お米の生産が盛ん」というイメージをお持ちでないかもしれませんが、兵庫県で作られている農産物で一番多いのは間違いなく「お米」です。
水や肥料、生産方法、販売方法にまで考え、兵庫の魅力を少しでも多くの方に知ってほしいという思いが込められた「千のしずく米」。ふるさと納税の品目としても採用されています。
地域の生産者が一丸となって作り上げたお米が、今後の兵庫県を支える特産品としてより多くの地域の方々の手に渡ることを願っています。